障害者が利用するグループホームについて、僕が思っていること
こんにちは。すいこうなつです。
障害者が利用するグループホーム(以下、「障害者グループホーム」と書きます)について、僕が思っていることを、書きたいと思います。
【目次】
①様々な障害者グループホームを見学したことについて
②鉄道の駅と障害者グループホームの間の距離について
③自分が住みたいと思う自治体にある障害者グループホームに住むことについて
④障害者グループホームについての情報をWAM NETで表示することについて
⑤障害者グループホームに入居するための手続きについて
⑥障害者グループホームが増えるために必要なことについて
⑦まとめ
【①様々な障害者グループホームを見学したことについて】
僕は、2017年の春頃から、滋賀県や京都府や大阪府や兵庫県にある様々な障害者グループホームを見学しています。現在までに100くらいの数の障害者グループホームを見学したと思います。
障害者グループホームの中の様子を見学することができたことは少ないですが、障害者グループホームが存在する場所に実際に行って障害者グループホームの外見を見学するだけでも、様々なことを思いました。
【②鉄道の駅と障害者グループホームの間の距離について】
様々な障害者グループホームを見学した結果、鉄道の駅から遠い所にある障害者グループホームが沢山あるということが、わかりました。鉄道の駅から2キロメートル以上離れた所にある障害者グループホームが沢山ありました。その一方で、鉄道の駅から500メートルくらいの所にある障害者グループホームもありました。
僕は、鉄道の駅から近い所にある障害者グループホームが増えることを望んでいます。鉄道の駅から遠い所にある障害者グループホームでも、暮らすことは、できるのかもしれないです。しかし、鉄道の駅の近くにある障害者グループホームは、便利な点が色々あると思います。
鉄道の駅の近くにある障害者グループホームに住んでいる人は、障害者グループホームから職場に通勤する場合にも、休日に障害者グループホームを出て買い物や遊びに行く場合にも、自分が行く所を豊富な選択肢の中から選ぶことができると思います。障害がある人が行くことができる所の選択肢を増やすために、鉄道の駅から近い所にある障害者グループホームが増えることを、僕は望みます。
【③自分が住みたいと思う自治体にある障害者グループホームに住むことについて】
ある自治体(以下、「A市」と書きます)にある障害者グループホームに入居したいということを、A市の職員に伝えた時に、その障害者グループホームに入居するためには、現在A市に住んでいる必要があり、現在A市に住んでいない僕が、その障害者グループホームに入居することはできないと、A市の職員が僕に言いました。このことは、僕にとって残念なことでした。
僕は、色々な理由があってA市に対する好感があり、将来はA市で暮らしたいと思っています。現在はA市に住んでいない僕が、A市にある障害者グループホームに住むことができると、僕は嬉しいです。
障害がある人の中には、現在住んでいる自治体で暮らし続けたいと思っている人がいる一方で、現在住んでいる自治体とは異なる自治体で暮らしたいと思っている人もいると思います。障害がある人が、自分が住みたいと思う自治体にある障害者グループホームに住むことができるようになることを、僕は望んでいます。
【④障害者グループホームについての情報をWAM NETで表示することについて】
僕は、どこに、どのような障害者グループホームがあるかということを調べる際に、独立行政法人福祉医療機構が運営するWAM NETというサイトを使うことが多いです。WAM NETでは、障害者グループホームの位置が地図に表示されているので、どこに、どのような障害者グループホームがあるかということを知る際に、WAM NETは便利です。
しかし、日本に存在する全ての障害者グループホームがWAM NETに表示されているということではなさそうです。実際に存在している障害者グループホームがWAM NETに表示されていないということがあります。
このような状況であると、WAM NETを使って、どこに、どのような障害者グループホームがあるかということを調べることが行いにくくなるので、できるだけ多くの障害者グループホームがWAM NETに表示され、できるだけ多くの障害者グループホームの位置を地図で確認することができるようになることを、僕は望んでいます。
【⑤障害者グループホームに入居するための手続きについて】
障害者グループホームに入居するための手続きが、さらに円滑になるといいと、僕は思っています。
僕自身が、障害者グループホームに入居したいと思っていて、様々な障害者グループホームに問い合わせをしているのですが、障害者グループホームが現在空いているかということをきくと、ほとんどの障害者グループホームが、現在は空いていないと回答します。
まれに、現在は空いていると回答する障害者グループホームがありますが、僕よりも緊急性が高いなどの理由で、他の人が優先的に、その空いている障害者グループホームに入居することになり、僕は入居することができないということがあります。
僕が障害者グループホームに入居するためには、障害者グループホームが現在空いていて、なおかつ、その障害者グループホームに入居したいと思っている人が僕だけであるか、その障害者グループホームに入居したいと思っている複数の人がいるが僕の入居が優先的に行われるという条件がそろう必要がありますが、この条件がそろうのは、なかなか難しいと思います。
現在は空いていない障害者グループホームが多いので、障害者グループホームが将来に空いた時に障害者グループホームに入居したいと僕は思っています。
障害者グループホームが将来に空いて、僕が、その障害者グループホームに優先的に入居する必要があると判断され、僕が、その障害者グループホームに入居することができるという状況になった時に、僕が、その障害者グループホームに入居することができるようになったことを、誰かが僕に電話などで連絡するということが行われることを、僕は望んでいます。
障害者グループホームが空いて入居することができるようになることを、1年でも5年でも10年でも待つという人は、僕以外にもいると思います。障害者グループホームに初めて問い合わせをした時には、現在は空いていないと言われたけれど、その1年後や5年後や10年後に、空いたので入居することができるようになりましたという連絡が行われれば、障害者グループホームに入居したいと思っている人は、とても喜ぶでしょう。
障害者グループホームが将来に空いて、その障害者グループホームに入居したいと思っている人が、その障害者グループホームに入居することができる状況になった時に行うことが望ましいと僕が思っていることは、以下のことです。それは、その障害者グループホームに入居したいと思っている人が、その障害者グループホームに入居することができるようになったことを、その障害者グループホームに入居したいと思っている人に誰かが連絡することです。
【⑥障害者グループホームが増えるために必要なことについて】
障害者グループホームが現在空いているかということをきくと、ほとんどの場合、現在は空いていないと回答され、さらに、障害者グループホームが空いて障害者グループホームに入居することができるようになることを待っている人が僕以外にも沢山いるという現在の状況から言えることは、現在は障害者グループホームが不足していて、今後は、障害者グループホームを、さらに増やす必要があるということでしょう。
障害者グループホームに入居したいと思っている人の中の、できるだけ多くの人が、障害者グループホームに入居することができるようにするために、障害者グループホームを積極的に増やす必要があると僕は思います。
障害者グループホームを増やすために必要なこととして、以下のことが挙げられると僕は思います。
まず、障害者グループホームが街の中で増えるためには、街の中で暮らす人たちと障害者グループホームで暮らす人たちが協力する必要があると思います。
街の中で暮らす人たちは、障害がある人に対する先入観をもたないようにし、障害がある人を個人の単位で認識する必要があると思います。そうすることによって、障害がある人の中には、街の中で穏やかに暮らすことができる人が沢山いることがわかると思います。
それとともに、障害者グループホームで暮らす人たちと、障害がある人を支援する人たちが協力することによって、障害者グループホームで暮らす人たちが街の中で穏やかに暮らすことが必要であると思います。
また、障害者グループホームが増えるためには、障害者グループホームについての議論が、さらに活発になる必要があると思います。
そもそも、障害者グループホームのことを知っている人や、障害者グループホームのことを考えている人が、現在の社会では、まだ少ないと思います。
障害者グループホームが増えるためには、多くの人が障害者グループホームについて言及し、社会の中で障害者グループホームについての議論が活発になることが必要であると思います。多くの人が障害者グループホームについての思いを発信してくださることを、僕は望んでいます。
このようなことが積み重なることによって障害者グループホームが街の中で増えると僕は思います。
【⑦まとめ】
職場などで仕事をして、お金をかせぎ、かせいだお金を使って、家事をして、趣味を楽しむということを、障害がある人が行うことができるようになるためには、障害者グループホームが各地に存在することが極めて大事であると、僕は思います。
障害者グループホームは障害がある人にとっての家であると僕は思います。障害がある人が障害者グループホームという家に住むことができれば、障害がある人が職場で仕事をすることができる可能性や、障害がある人が社会の中の様々な場で活躍する可能性が高くなると、僕は思います。
また、障害がある人が障害者グループホームに住むことにより、障害がある人が、障害がある人の親から離れて暮らすことができるようになるという面もあります。
障害がある人が、入所施設や精神科病院で長い期間を過ごすという選択肢や、実家で高齢の親と暮らすという選択肢以外に、親から離れて家庭的な所で暮らすという選択肢も選択することができるようになるために、障害者グループホームが増えることが必要であると、僕は思います。
障害がある人も、職場などで仕事をし、家で暮らし、趣味を楽しむという、人間らしい人生を歩むことができる社会を作るために、障害者グループホームが増えることを、僕は望んでいます。
長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。